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【植物タンニンなめし】 使い込むほど革本来の独特の風合いがあらわれます。 これは、植物タンニンなめしが日焼けや酸化、油分を吸収しやすいという特徴により、使用すればするほどアメ色に変化していくためです。 他にも、硬くて丈夫、コシ・ハリがあり、型崩れしにくいという特徴があります。 【クロムなめし】 クロムなめしは、軽くて、柔らかく、伸縮性に富んでいます。 そのため、ミシン縫いや衣料品などの作製に適しています。 また、植物タンニンなめし革よりも短時間でなめすことができる上に、耐熱性に優れているという特徴を併せもっています。 染色の面では、染色しやすい、発色がはっきりとしている、変色しにくいという特徴をもった革として知られています。 悪い面の特徴をあげると、燃やした際に有害物質を発生させる場合があるため、処分の際には注意が必要です。 【なめしのお話】 歴史の本に出てくる絵を見てもわかるように、古代の人は、動物の皮を衣服として身にまとっていました。 しかし、皮のままでは、皮が腐ったり硬くなるために、煙でいぶしたり、噛んだり、動物の脂や草木の汁を 使うことで、それらの欠点を補おうとしたわけです。 そしてその中から、植物の渋(タンニン)とたんぱく質(コラーゲン)を結合させる「タンニンなめし」の 方法が発展してきました。 また、化学の進歩により、耐熱性や柔軟性・弾力性に優れ、伸びの大きな、「クロームなめし」が登場しました。 それから、タンニンなめしとクロームなめしのそれぞれの長所を組み合わせた、「コンビネーションなめし(混合なめし)」 へと発展し、現在に至っています。 *現在、最も多いなめしの方法がクロームなめしです。 |